リリー・フランキー「美女と野球」
美女と野球
リリー・フランキー (著) ,河出書房新社 (2005/10/5)
この本10年くらい前の本らしいが、通勤中に読むとやばい。
面白い。電車の中で笑いをこらえて、にやにやしてしまう。かなり危ない。
下ネタと裏社会と変態とディープな昔話。1つ1つのエッセイが数ページで、かなりどーでもいい話が多く朝電車で気軽に読める。そして忘れられる・・。
エロ80%のこの本、たまに良いことを言う。
毎日の生活は食うための作業に追われ、精神的に実りの無い作品が生産されるのみである。農家の思想では米を作ったり、野菜を栽培するといった、現状維持しながら食いブチを稼ぐ作業を「生業(なりわい)」といい、まだ整地されていない土地を耕したり、田んぼのあぜ道を整えたりという、これからの発展を考えた作業のことを「仕事」という。今ではなく、未来のための作業が「仕事」。ということは、ボクは何も仕事をしていないことになる。
名言。たぶんこんな風な生活を送っている人も多いと思う。僕もまさにこれ。
「東京タワー」に続き、リリー・フランキーの素直で、ありのままな生き方に尊敬させられる。
「未来のための作業」がしたくなった。◎