Macの本「レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏」

レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
アンディ ハーツフェルド (著), Andy Hertzfeld (原著), 柴田 文彦 (翻訳)オライリージャパン (2005/09)
オライリーには珍しいフルカラー本。
Macintosh3年Windows3年と丁度節目の時期にこーいった本を読むのっていいかんじ。
ちょうど、僕が生まれた1978年から話は始まる。話は、1つ1つコラム風に編集されていて、一応時間軸にしたがって進んでいく。GUIがない時代。Macintosh開発チームはスクロールバー、ドロップダウンメニュー、ウインドウ、デスクトップ、フォルダなどのGUIを次々に開発、デザインしていく・・・。
誰でも買え、誰でも使える、人にやさしいインターフェイスを作るこのプロジェクト。少人数からスタートし、800人という大規模なチームに発展するなかで、。Macintosh開発者1人1人のドラマが繰り広げられる。Steve Jobsの妥協しない徹底した外観へのこだわり、開発者の独創的なアイデア・・。未だスタンダードで有り続けるMacintosh作GUIの開発風景をかいま見ることのできる。
ビルゲイツの悪徳ぷっりも登場し、十分楽しめる話になっている。
このMacintoshプロジェクトを見ていると、今の自分の仕事がとてもつまらないものに感じてくる。Steve Jobsの「IT’S BETTER TO BE A PIRETE THAN JOIN THE NAVY(海軍に入るより海賊になる方がまし)」って言葉通り、がんじがらめで官僚的なつまんない仕事より、反逆者的な自由な仕事のほうがいい。こういう海賊的なモチベーションの高い自由な環境に身を置いていたからこそ、新しいスタンダードが生まれてきたんだと思う。
いまだFlashでちょこちょこGUIを作っていると、このMacintosh GUIから抜けきれない・・。
誕生して30年近いGUIを超える新しいアイデアが生まれない・・。
そろそろ、NEWスタンダードがうまれてもいいんじゃないのかって思う。どんなのにしょう・・・?
ひさしぶりにMacを引っ張りだしてOS Xでも入れてみようって気になった。とてもいい本だった◎。